久しぶりに女性とデートすることになった。女性と2人きりで会うことはそれなりにあったけど「お相手に楽しんでもらいたい!」みたいなホスピタリティが湧く現況は近年記憶にない。彼女がそうさせているか、ただの自分の気まぐれか原因は自分でも分からない。
と、書いていて思ったけど、多分「人に楽しんでもらう・喜んでもらう体験」を作ることに関心が高く、かつお相手がたまたまそうしたいと思わせてくれる人柄だったので今回の運びになったのだろう。お相手にできる限りのエンターテイメントを提供したい、そんな感じである。
エンタメもちゃんと仕事なので、成果を出すにはその分野での基礎的なスペックを満たし、分析力・計画力・実行力が求められる。テーマパーク・映画・テレビ番組とエンタメにも色々あるけれど、エンタメの最小単位の1つに1対1の人付き合いがあると考えるとなかなか興味深い。
では、デートにおいて相手の満足度に影響を与える要素は主に何があるか考えてみる。
①自身のコンディション
②デートプラン
③デート中の振る舞い
①に関して今からできることは、とにかく健康に気を遣うことである。エンタメ提供者が体調不良ではどうにもならない。②は相手のニーズを把握する能力と、ニーズを満たす引き出し・センスを持っているかが鍵になる。③はエンタメの真髄である。私は「楽しい・共感」をコンセプトに、明るく楽しく振る舞い、聞き役として立ち回ろうと思う。
私が個人的に興味あるのが、自分にできる最高のデートを提供した後、相手の女性がどんな反応をするかである。これがエンタメなら対価としてお金が支払われる。デートならば好意を持ってくれるのだろうか。
ああ、人を喜ばせるって奥が深くて楽しいな。これからの時代は一層、こういう人間にしかできない部分の能力を磨くことが仕事にも繋がると予感している。